エルピス会便り 34号

残暑、お見舞い申し上げます。

 予想以上の猛暑…皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか…?

 体調管理に御苦労なさっていることと存じます。

 エルピス会のメンバーも、もう若くはないので、顔を合わせるたびに「暑いネーきついネー」が合言葉になっています。

 

 さて、今年も無事、NPO法人として県への報告を提出することが出来ました。ひとえに皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。

 

また、野原昭子さんがこの春、帰国された時には、お会い出来た方、出来なかった方もたくさんいらっしゃると思いますが、変わらず物心ともに野原昭子さんを支え、助けて下さったことに、エルピス会としても改めてお礼を申し上げます。 有難うございました。

 

 聖マルティンの家での大変さは、相変わらずの様ですが、大きくなったらなったで、野原さんへの重責も大きいようです。 しかし、いつものように 「神様に信頼してお願いするだけです。」と話されるその表情は、なんのてらいもなく淡々としていました。 そして、今回の帰国時も、やはりそのようになった様です。

尚、彼女は、今回の帰国中の黙想の中で、「働く人をつかわしてほしい」と願ったという事でしたが、その願いは叶い 長崎県五島市のなるみさんと、やはり長崎市の髙田さんの2人が821日にボリビアへ向けて成田から出発の予定です。

なるみさんは、野原昭子さんのボリビア帰国と入れ替わりに日本へ帰ってきていましたが、3ヶ月の休暇を過ごし、また、聖マルティンの家を助けてくれるそうです。 髙田さんは少し農場のご経験があることから、畑のことなど、昭子さんの相談相手となって下さることでしょう。髙田さんは一応3ヶ月の予定で行かれます。

 

聖マルティンの家(カペディス)はゆっくりとですが、しっかりと大地に根を張っている気がします。

なるみさんがボリビアに帰られてからは、子供たちの様子等をインターネットで日本にお知らせしたいと話しておられ、準備に奮闘されていました。

これまで、お伝えできなかった現地の様子が、直接に知っていただけると思います。

 

さて、日本国内でも、昨年の東日本大災害以来、この夏数日前まで、次々と思いがけない自然災害の発生で、多くの方々が、被災され苦難を受けられて居られ、いつもに増しての猛暑もまた日々の生活に、大きく支障をもたらしていますが、皆さま どうぞ、くれぐれもご自愛くださり、健やかにお過ごしありますようにと、祈念いたしております。

 

変わらぬご支援  深く深く 感謝致します。 ありがとうございます。

 

 

エルピス会代表 俵 靖子