エルピス会便り35号

年の瀬もおしせまり、数日で新年を迎えようとしています。

皆様には、ご健勝で忙しい毎日をお過ごしかと存じます。

今年も、たくさんの方がボリビア・カペディス(聖マルティンの家)の子ども達に、そして野原昭子さんに大きな力と愛を送り続けてくださったことに深い感謝の気持ちと、お礼を申し上げたく存じます。

 私達、エルピス会のメンバーは、お礼を申し上げることしか出来ませんが、今年は3名の女性がボリビアへ発ち、それぞれ数ヶ月の間、野原昭子さんを助けてくださいました。

 2人はカペディスの家で、1人は畑の方で支援をして下さいました。

 

その中お二人が、この度 帰国されましたので、ボリビアでの生活を報告かたがた記して戴きました。 お二人とも これからも、再び ボリビアへ行って下さると、仰っていて、嬉しい限りです。

 嬉しいといえば、もう一つ今年は嬉しいことがありました。1019日、ボリビア協会の渡辺秀樹氏がエルピス会事務所(とは言っても、俵の拙宅内ではありますが…)を訪ねて下さいました。

 野原昭子さんが帰国した折にボリビア協会の皆さんにはいつもお世話になっており、私達も、お名前はよく存じあげておりましたが、お会いするのは初めてでした。エルピス会の世話人数名が集まり、渡辺氏にボリビアの話など聞かせて頂きながら、そのお人柄にすっかり魅了され、楽しいひと時を過ごさせて戴きました。感謝…です。

 

 今、日本では地震の心配、原発の心配…と心配なことばかり沢山ありますが、けれども心配してばかりいても仕方がない、しっかりと前を向いて歩いてゆかねばとも思います。ボリビアの子ども達の笑顔を思い浮かべて…

 

 最後になりますが、この一年皆様には事務局としてご迷惑、ご心配をおかけしたこと多々あったことと存じます。いつもの事ですが…ここに深くお詫び申し上げます…と共に拙い私共ではございますが、今後ともよろしくお願い致します。

 新年が、皆様に大きな喜びをもたらす年となりますこと、お祈りしつつ、ご挨拶とさせて戴きます。

201212月吉日

エルピス会代表 俵 靖子